旧日本軍による米ハワイの真珠湾攻撃から75年となった8日、労働組合などでつくるえひめ母親大会連絡会が愛媛県松山市中心部の大街道商店街で「赤紙」(召集令状)の写しなどを印刷したチラシを配り、戦争のない平和な地球の実現を呼び掛けた。
 全国の母親大会連絡会が行う平和活動の一環で、1980年から毎年実施。チラシには、真珠湾攻撃から始まった太平洋戦争で多くの国民とアジアの人々らが犠牲になった事実を記し、「母親・女性はいかなる戦争にも反対」「核兵器も原発も基地もない平和で明るい未来を」との主張を盛り込んだ。