かまぼこ板、高く高く 八幡浜で積み上げ大会
かまぼこ板を積み上げて高さを競う「BOCO(ボコ)タワー世界選手権」の第1回大会がこのほど、愛媛県八幡浜市沖新田のみなと交流館ホールであった。県内の14チームが八幡浜発の競技で息詰まる熱戦を繰り広げ、家族4人で市内から参加した「うつのみや家」が212センチの「世界記録」を樹立した。
BOCOタワーは、八幡浜特産のかまぼこに使う板を、いかに高く積み上げるか競う世界初の試み。かまぼこの消費拡大を目指してNPO法人八幡浜元気プロジェクトが2014年から実施している。世界選手権は「えひめいやしの南予博2016」の認定プログラムになっている。
参加者は、4人以内のチームで20分の制限時間内に「より高く」を目指して挑戦した。タワーが一定の高さを超えると脚立を使い、タワーのバランスを観察する人、板を手渡す人、積み上げる人などに役割分担。少しでも記録を更新しようと積み上げた先の一点に神経を集中させていた。
世界選手権は8月13日と10月16日にも開かれる。