くい打ち改ざん 今治署車庫でも判明

 くい打ち工事のデータ改ざん問題で、愛媛県と愛媛県警は16日、今治署(今治市旭町1丁目)の公用車用車庫の新築工事で、くい打ちを請け負った業界大手ジャパンパイル社(東京)が35本のうち6本でデータを流用していたと発表した。ジ社は、判明したデータ改ざんについて、16日に国土交通省に施設名など詳しい事実関係を報告した。
 愛媛県警会計課によると、車庫は鉄骨2階建てで、今治市の建設会社が元請けとなり2014年7~12月に施工した。ジ社はくい打ち工事に関する記録機器の操作や監理などを担当。14年9月11、12の両日に打った6本で、地盤の固さを示す電流計データが記録されていないにもかかわらず、担当者が同工事の別のくいのデータを元請けの建設会社に提出していた。
 会計課は、傾きやひび割れなどは確認されておらず、「地質調査や近接のくいのデータなどから、6本は支持層(地下約20メートル)に届いていると判断でき、現段階で安全性に問題はない」と説明。車庫は自動車37台、白バイ2台が使用しており、一般来庁者は使用できない。

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 愛媛県警会計課によると、車庫は鉄骨2階建てで、今治市の建設会社が元請けとなり2014年7~12月に施工した。ジ社はくい打ち工事に関する記録機器の操作や監理などを担当。14年9月11、12の両日に打った6本で、地盤の固さを示す電流計データが記録されていないにもかかわらず、担当者が同工事の別のくいのデータを元請けの建設会社に提出していた。
 会計課は、傾きやひび割れなどは確認されておらず、「地質調査や近接のくいのデータなどから、6本は支持層(地下約20メートル)に届いていると判断でき、現段階で安全性に問題はない」と説明。車庫は自動車37台、白バイ2台が使用しており、一般来庁者は使用できない。

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