家を伝統的な正月飾りで彩って2017年を迎えようと、愛媛県久万高原町露峰の父二峰小学校の全校児童約30人が20日、住民に手ほどきを受けてしめ飾り作りに挑戦した。
地域に伝わる風習を受け継ぐきっかけにしようと、同校が毎年実施している。校区に住む「名人」13人を小学校に招待。数人の名人が学校の正面玄関に門松を作っている間、児童はしめ飾りの作り方を教わった。
子どもたちは、住民が用意したわらを使って丁寧に縄を編み込んだ。名人の住民からこつや手順を教わりながら、思い思いの形や大きさのしめ飾りを製作。高学年は手慣れた様子で作業に取り組み、魚のタイのような飾りの作り方なども学んでいた。