愛媛県砥部町千足の国道33号中央分離帯にこのほど、つぼ形の砥部焼モニュメント10基がお目見えした。地元の陶芸家が手掛けた力作が「砥部焼のまち」のPRに一役買っている。
 町が砥部焼協同組合に制作を依頼。10基とも各辺65センチの立方体に収まる大きさで作られており、町役場付近から南へ225メートルの区間に設置されている。総事業費は854万円。
 組合の白潟八洲彦理事長(75)が縦長のグラス状や丸形などさまざまな形に加工し、10人の陶芸家が絵付けを担当。草花や竜の文様など、各自が得意の技法を駆使して個性あふれるデザインに仕上げている。