大型連休最終日は秋の味覚に舌鼓―。クリの名産地愛媛県伊予市中山町中山の栗の里公園で23日、「なかやま栗まつり」があり、多くの家族連れが訪れ、食べてつかんで買い求めての「クリずくめ」を楽しんだ。
 臨時駐車場と会場をつなぐシャトルバスは待ち時間が1時間を超える盛況ぶりで、実行委員会によると、約1万人が来場した。くりごはんやくりおこわ、甘く煮たクリとあんこを生地の中にたっぷり閉じ込めた大判焼きのバザーが特に人気を集めたほか、焼きぐりやゆでぐりが無料で振る舞われ、会場のいたるところに長蛇の列ができていた。
 手ぬぐいを頭に巻いた気合十分の子どもたちがクリ拾い大会に出場し、1分間に火ばさみで何個拾えるか競争した。