韓国での中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大を受け、アシアナ航空松山支店は22日、松山―ソウル線を今月30日から7月28日まで運休すると発表した。路線は週3便往復運航しており、期間中13往復26便が運休する。再開は7月31日の予定。
 松山支店によると、松山―ソウル線の期間運休は新型肺炎(SARS)により利用が低迷した2003年以来。
 韓国内でのMERS感染者判明後の6月上旬ごろから利用キャンセルが発生し、訪日客、訪韓者数が共に減少。7月の予約はほとんど入らない状況だったという。同支店は「本社側判断でやむを得ず運休を決めた」としている。