愛媛県の松山市を訪れる人を道いっぱいのアジサイでもてなしたい―。市北東部にある日浦中学校(河中町)の生徒23人と住民らが27日、松山と今治方面を結ぶ山間の国道317号沿い約200メートルにアジサイの苗100本を植えた。
 地域の自然に親しみながら町おこしに協力しようと、「緑の少年団」活動として初めて実施。少年団はホタルやヒメユリの保護など、地域の自然や生物を守る活動を35年続けている。
 開会式で有森和明校長が「日浦は季節ごとにいろんな花が咲く。みんなで名物となる『あじさいロード』をつくってください」とあいさつ。生徒は班に分かれ、日浦小学校前の道路沿いに苗を1本ずつ丁寧に植えていった。