手紙が結んだ異国との友情―。九島小学校(愛媛県宇和島市百之浦)に19日、アフガニスタンの子どもたちから画用紙サイズの手紙50枚が届いた。2月に送った絵手紙への返信で、児童らは心のこもったメッセージを通じ、海の向こうの「友達」に思いをはせた。
 九島小では2015年10月末、当時の6年生が道徳の授業でアフガンの地雷被害について学んだ。学習後、自分たちでも何かしようと島内で寄付を集めるとともに、「アフガンの人と直接交流したい」と、5、6年生8人が地雷回避の啓発活動などを行う非政府組織(NGO)「AAR Japan 難民を助ける会」を通じて絵手紙を送っていた。
19日は、AARの現地事務所に勤める職員がアフガンの子どもたちから預かった手紙を手に来校。全校児童21人や卒業生ら計約30人と親睦を深めた。