愛媛県松山市の繁華街を舞台に、若者たちの欲望と狂気を描いた青春映画「ディストラクション・ベイビーズ」(真利子哲也監督)の製作が進んでいる。オール県内ロケで、主演は俳優柳楽優弥さん。脚本は映画「桐島、部活やめるってよ」を手掛けた喜安浩平さん(松前町出身)が真利子監督と共同で執筆した。
 同作は、けんかに明け暮れるようになった主人公・芦原泰良(柳楽さん)と、彼に巻き込まれていく若者たちの群像劇。菅田将暉さん、小松菜奈さん、村上虹郎さんら若手実力派俳優も出演する。
 映画は5月下旬にクランクインし、約20日間にわたって松山市の中心部や三津地区などで撮影。10月にも同市でロケを行い、来年初夏に全国公開の予定だという。