子どもたちにクラシック音楽を楽しんでもらう「トヨタコミュニティコンサート」が9日、愛媛県宇和島市中央町2丁目の南予文化会館であり、南予の小学生や保護者ら約1150人が愛媛交響楽団の演奏を体感した。
 トヨタ自動車がアマチュアオーケストラの協力を得て全国各地で1500回以上実施しており、愛媛では初開催。「えひめいやしの南予博2016」のイベントも兼ねた。
 愛媛交響楽団はチャイコフスキーの名曲「白鳥の湖」や、レハールのワルツ「金と銀」などを披露。伸びやかで迫力のある演奏に親子連れが熱心に聞き入っていた。
 弦楽器や管楽器の名前を当てるクイズコーナーもあり、最後は演奏に合わせて「ふるさと」を合唱した。