中国四国農政局愛媛支局が2日発表した2015年産水稲の作柄概況(9月15日現在)は、県平均の作況指数は99で「平年並み」だった。「やや不良」だった前年同期を1ポイント上回り、2年ぶりに順調な作柄になりそうだ。
愛媛支局によると、8月中旬から9月中旬の日照時間が平年に比べ少なめで推移したが、9月上旬ごろから1日の気温差が大きくなり実入りが進みやすくなった。早期米の作付けが多い南予は出穂期の最盛期に当たる8月上旬の高温気象が実入りに影響し「やや不良」が見込まれるという。
地域別では、東予が99(前年同期比増減なし)、中予が100(3ポイント増)、南予が98(1ポイント増)。