【リオデジャネイロ共同】サッカーの第20回ワールドカップ(W杯)ブラジル大会は13日(日本時間14日)、リオデジャネイロのマラカナン競技場で決勝が行われ、ドイツがアルゼンチンを延長の末に1-0で破り、西ドイツ時代を含め6大会ぶり4度目の世界一に輝いた。前回優勝した1990年大会は西ドイツ代表での出場で、東西統一後は初のW杯制覇となった。
 優勝回数は最多5度のブラジルに次ぎ、イタリアと並ぶ2位になった。
 史上初めて4大会連続でベスト4入りしたドイツは、準決勝でブラジルに7-1の歴史的大勝を収めて3大会ぶりの決勝に進んだ。アルゼンチンとの決勝は3度目で、ドイツの2勝1敗となった。
 64年ぶりに「王国」ブラジルで開かれた約1カ月の祭典は幕を閉じ、次回大会は2018年にロシアで初開催される。