ジオパーク間近に 265人緑豊かなコース満喫 西予野村・城川
秋が深まる愛媛県の西予市野村、城川両地域を自転車で巡る「第3回サイクリングin四国西予ジオパーク」(実行委員会主催)が16日、野村町野村の乙亥会館を発着とする2コースであった。県内を中心に若者から年配まで265人が、緑豊かな山間地をそれぞれのペースで走った。
一昨年から実施しており、今年はビギナークラスの48.6キロと、アップダウンに挑むエキスパートクラスの82.5キロを用意した。
参加者は鹿野川湖に架かる橋や、約4億年前の地層・黒瀬川構造帯の近くを疾走。道中では、その場で焼いた特産のシイタケなどが振る舞われた。
昨年に続き参加した松山市南久米町の会社員杉野伸二さん(59)は「適度なカーブがあり、走りやすい。緑も多くて気持ちいい」と満喫しているようだった。