外国の文化に触れてもらおうと、愛媛県宇和島市本町追手2丁目の木屋旅館で3日、スペイン語講座があった。参加した市民は普段あまり耳にすることのない本場のスペイン語に触れ、響きの良さや発音の難しさを体感した。
 9月30日まで同旅館で開催中の宇和島市出身の画家GINO中村氏の個展「スペインの思い出」に合わせて初めて開催。毎年夏休みに同市を訪れているデザイナーのパブロ・ペレスさん(41)を講師に迎えた。
 講座では、一日中いつでも使えるあいさつ「オラ」や、自己紹介時に使う「ソイ」という英語のbe動詞に当たる言葉を紹介。「ソイ パブロ」などと実践してみせた。参加者は声に出したりメモを取ったりして習得に励んでいた。