愛媛県今治市で建設中の自動車専用道「今治道路」で20日、現場見学会があり、市内の小学生ら16人がトンネルの測量体験などを通じてインフラ整備の先端技術を学んだ。
国土交通省松山河川国道事務所が開催。今治道路は、今治小松自動車道の今治湯ノ浦インターチェンジ(IC)と瀬戸内しまなみ海道の今治ICを結ぶ10・3キロで建設が進められている。
子どもたちは、同市朝倉南の朝倉トンネルで、測量機器を使ってトンネルの長さを測定した。同市古谷の高架橋建設現場では、橋脚の土台などになる鉄筋の結束作業に挑戦。碁盤上に組まれた鉄筋の継ぎ目に、専用工具で針金をきつく結び付けていった。