米カリフォルニア大サンタバーバラ校の中村修二教授(61)=愛媛県大洲市出身=が2014年、青色発光ダイオード(LED)の発明でノーベル物理学賞を受賞したことを記念し、大洲市は24日、市内に顕彰碑とLEDのモニュメントを設置した。除幕式には中村さんも出席し「地元の人々は100パーセント応援してくれる。人生で最高にうれしい」と故郷の温かさに感謝した。
 顕彰碑は中村さんの母校、大洲高校(大洲)のそばに設置され、大洲産の青石(輝緑岩)で作られている。JR伊予大洲駅前(中村)のモニュメントは大洲城、臥龍山荘、長浜大橋の3枚の絵がガラスパネル内にあり、夜間は緑、青、赤の3色のLEDによって、それぞれ花火、ウ飼い、肱川あらしが浮かぶ。