米国ハワイ州への輸出を目指す愛媛県内企業を集めた商談会が16、17の両日、愛媛県松山市大可賀2丁目のアイテムえひめであり、24社が食品や水産加工品、日本酒などを現地バイヤーらにアピールした。
 11月にホノルル市で開催予定の「愛媛フェア」の商材開拓とハワイ市場での県産品取引拡大に向け、県などが主催。ホノルル市などで日系スーパーを経営するマルカイ・コーポレーションとドン・キホーテUSAのバイヤー、両社に販路を持つカワ・コーポレーションを招いた。
 県産かんきつの皮を使ったピール菓子を製造し、フランスやハワイ、シンガポールなどに輸出する進藤重晴商店(四国中央市)は、ユズやイヨカン、ブラッドオレンジ、レモンなど7種類のピールを売り込んだ。