愛媛県今治市で国際海事展「バリシップ2017」(5月25~27日)が開かれるのを前に市海事都市交流委員会長の檜垣幸人・今治造船社長ら関係者10人が14日、東京・霞が関の国土交通省で幹部に期間中の各種イベントへの協力を要請した。
 開催は5回目で、2015年の前回は延べ6万3千人が参加した。今回は、船舶関連メーカーが先進技術を発信するメインのトレードショー(展示会)に国内外の計約330社が出展予定。国際会議や工場・新造船見学会、一般向けの海事啓発行事もある。同27、28両日には海洋研究開発機構の深海調査研究船「かいれい」が今治港に寄港し、所蔵資料とともに一般公開される。