14日のバレンタインデーを前にチョコレートで途上国支援を図ろうと、今治西高校(愛媛県今治市中日吉町3丁目)の海外研究部ボランティア班のメンバー6人が7日、今治市馬越町4丁目のイオン今治店で、原料のカカオを適正価格で取引するフェアトレードチョコの仕組みを紹介しながら購入を呼び掛けた。
 フェアトレードは貧困状態の途上国の労働者に正当な対価を支払い、生活レベルを向上させることが目的。
 ボランティア班はフェアトレードの啓発活動に取り組んでおり、文化祭での発表や全校生徒を対象にした意識調査などを実施。今回はイオンがプライベートブランド「トップバリュ」でフェアトレードチョコを製造・販売していることを知り、今治店に相談して実現した。