2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で前回準優勝のオーストラリア代表「ワラビーズ」のキャンプ地を愛媛県内に誘致しようと、県ラグビー協会と県などは11日、トップリーグの試合が開催された松山市上野町の県総合運動公園ニンジニアスタジアムで署名活動を行った。
 県民の誘致への機運醸成を目的に初めて実施した。会場に設けられたブースには、ラグビーファンが大勢詰めかけ、約700人の署名が集まった。
 家族で全国各地のトップリーグの試合を観戦しているという四国中央市寒川町、パート従業員の女性(38)は「愛媛でこのような動きがあることを初めて知った。世界のトップチームが間近で見られるチャンスなので、ぜひ誘致に成功してほしい」と期待していた。