リオ五輪女子バスケ、近藤楓選手(四国中央出身)初出場
リオデジャネイロ五輪女子バスケットボールで日本の初戦、ベラルーシ戦に愛媛県四国中央市出身の近藤楓選手(24)が五輪初出場を果たした。地元の同市中曽根町の消防防災センターでは7日、試合のパブリックビューイング(PV)が行われ、近藤選手の同級生や市内の小・中学生ら約230人が駆けつけ熱い声援を送った。試合はベラルーシに77―73で競り勝ち、白星スタートした。
PVは四国中央市主催。近藤選手の祖母の弟で、小さいころから知っているという萩尾直さん(71)=四国中央市土居町=は「まさかオリンピックに出るとは思っていなかった。本人の試合をしている姿を見たことがなかった。ぜひ勝ってもらいたい」と語り、日の丸の旗を頭に着け応援に臨んだ。
近藤選手は第2クオーターに途中出場。得点をとると「わー」と歓声が上がり激しくスティックバルーンをたたき、拮抗(きっこう)する試合展開に見入っていた。
観客は「久しぶりに興奮した」「すごくいい試合だった」と満面の笑みで話し、地元五輪選手の活躍に満足していた。PVは9、10、12、14日の日本戦でも行われる予定。