一夜限りのお化け屋敷 17日・八幡浜
愛媛県八幡浜市の山あいにある旧日土東保育所(日土町)に17日、一夜限りのお化け屋敷が登場する。北九州市にある九州国際大の学生らが地区の夜市に合わせて準備を進めており、住民に怖さと涼しさを届けようと意気込んでいる。
準備を始めたのは地域ブランドの発掘などに取り組む経済学部の宇都宮浩司教授とゼミ生3人。ゼミの卒業生に日土東地区出身者がいた縁で、地域の祭りを盛り上げようと企画し、16日に八幡浜市を訪れた。
お化け屋敷は、現在は地域おこし協力隊の活動拠点となっている旧保育所の教室を殺人事件の現場などに「変身」させて用意。本番の17日は大学生ら約15人が新たに加わり、お化け役などとして怖さを引き立てる。
学生(19)は「子どもたちにびっくりしてもらい、夏の思い出をつくってもらいたい。僕たちにとっても地域活性化策を考える材料になる」と話している。午後5~8時に開催し、料金は1回50円。