損害保険に関連する犯罪を防ごうと日本損害保険協会四国支部は15日、愛媛県松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターで県損保・警察連絡協議会総会を開き、不正請求防止や反社会的勢力との関係遮断に向けた取り組み強化などを協議した。
 県警や保険会社の担当者ら34人が出席。同支部愛媛損保会の伊東毅嗣会長はあいさつで、暴力団員らによる示談介入などの事案は減少しているが、保険金詐欺の手口は巧妙化していると説明。「警察や関係機関と連携しながら、あらゆる不正の排除に向けて粘り強く取り組みたい」と述べた。