愛媛県久万高原町教育委員会と愛媛大埋蔵文化財調査室は15日、昨年度から本格発掘している猿楽遺跡(同町黒藤川)の本年度調査成果を発表した。近隣の頁岩(けつがん)を用いた石器やその剝片が多数見つかり、集落で自ら道具を作って一定の営みを行っていたことが判明したとしている。