愛媛県宇和島市陸地部と沖合の九島を結ぶ九島大橋の開通を機に島の魅力を感じてほしいと、九島の住民が自家製野菜や郷土料理が味わえるバイキングを提供している。橋の完成後初となる24日の開催へ向け、着々と準備を進めている。
 島民らでつくる九島地区地域づくり協議会が架橋に合わせて実施しているイベント「くしまカフェテラス」の一環。バイキングは本九島、百之浦の50~70代の女性8人が担当する。「料理の腕を生かそう」と計画を進め、3月に開いた初回には「想定の倍」という約100人が来店した。
 メニューは、タイの身をいれたさつま飯やじゃこ天、ツワブキのつくだ煮やいか飯など郷土料理を中心とした約25品。旬のタケノコや自慢の新鮮な魚を使った料理を増やし前回よりパワーアップする予定だ。
 24日は午前11時~午後2時、百之浦の九島公民館で。1人900円。隣接する九島小学校グラウンドに駐車場を用意するが、公共交通機関の利用を呼び掛けている。問い合わせは島原さん=電話090(9557)1892。