愛媛県教育委員会は12日、松山市で運動部活動指導者研修会を開いた。日本オリンピック委員会競泳強化コーチの加藤健志氏(51)=新居浜市出身=が講演し、選手に希望を与える教育的な指導が大切だと語った。
 東海大水泳部監督も務める加藤氏は、リオデジャネイロ五輪女子200メートル平泳ぎ金メダリストの金藤理絵選手を約10年間指導。「教師やコーチは裏方。突っ走らずに支え、盛り上げて(実力が)現れたときに頼りになれるかが勝負」と訴えた。