交通ルールを幅広い世代に学んでもらおうと、愛媛県四国中央市土居町小林の小富士小学校で16日、児童と保護者、高齢者が参加する3世代交通教室が開かれた。四国中央署と宇摩交通安全協会が主催。
 1年生19人は道路の歩き方を学び、横断時は運転手が気付くよう手を真っすぐ上げることや、信号が点滅し始めたら渡らないことなどを教わった。
 自転車の乗り方を学んだ3年生25人は、一時停止や右折の方法を教わり体育館のコースを走行。保護者らは児童の学習を見守ったり、シミュレーターで運転能力を確認したりしていた。
 県警のまとめによると、1~4月に起きた子ども(中学生以下)の交通事故は県内で46件(前年同期比17件減)で、49人(17人減)がけがをしている。