2016シーズンの練習を開始した愛媛FCが、昨季に続いて今季も松山市内の海岸で砂浜トレーニングを行っている。2年連続で県外キャンプは行わないことにしており、地元で心身に追い込みをかけている。
 22日は、午前9時から松山市梅津寺町の愛フィールド梅津寺で体をほぐした後、近くの海岸に移動。体に負荷のかかる浜辺で300メートルや150メートルのダッシュを何度も繰り返していた。地道な練習にも、選手たちは「ここ頑張ればいいことあるよー」と声を掛け合い、根気よく取り組んでいた。
 DF西岡は「地獄です」と息を切らしつつも「去年結果が出たのはこの厳しい走りをやったから」と充実した様子。新加入のDF鈴木は「鹿島の時も砂浜練習はやったし、去年の方がきつかった」と余裕の表情を見せ、「シーズンを通して戦える体をつくりたい」と意気込んでいた。