今治空襲の実態学んで 「戦災を記録する会」が常設展示 実物焼夷弾や写真パネル 市中央図書館
3度の攻撃で計575人以上が亡くなった今治空襲。「今治市の戦災を記録する会」が被害実態を伝える写真パネルや焼夷(しょうい)弾の実物の常設展示コーナーを同市常盤町5丁目の市中央図書館にこのほど開設した。新居田大作会長(82)は長年の悲願の実現に「風化が進む今治空襲を誰もがいつでも学べる場所ができてうれしい。展示を生かして語り継いでいければ」と望んでいる。
記録する会は2005年に発足し、戦災体験集刊行や小学校への出前授業などを続けている。体験者が高齢化し、次世代に戦禍を伝える常設展示の必要性を痛感。空襲を受けた全国の地方都市などの取り組みを参考に同図書館に働き掛け、郷土資料コーナーの一角に展示スペースを作った。
今治空襲の実態学んで 「戦災を記録する会」が常設展示 実物焼夷弾や写真パネル 市中央図書館
3度の攻撃で計575人以上が亡くなった今治空襲。「今治市の戦災を記録する会」が被害実態を伝える写真パネルや焼夷(しょうい)弾の実物の常設展示コーナーを同市常盤町5丁目の市中央図書館にこのほど開設した。新居田大作会長(82)は長年の悲願の実現に「風化が進む今治空襲を誰もがいつでも学べる場所ができてうれしい。展示を生かして語り継いでいければ」と望んでいる。
記録する会は2005年に発足し、戦災体験集刊行や小学校への出前授業などを続けている。体験者が高齢化し、次世代に戦禍を伝える常設展示の必要性を痛感。空襲を受けた全国の地方都市などの取り組みを参考に同図書館に働き掛け、郷土資料コーナーの一角に展示スペースを作った。