松山東雲短期大(愛媛県松山市桑原3丁目、棟方信彦学長)は28日、短大であった入学者選抜説明会で、定員割れが続いていた生活科学科介護福祉専攻(定員40人)の2016年度の入学生募集を停止すると明らかにした。16年度の短大の定員は40人減の250人となる。
 短大によると、同専攻は学生が在籍する間は教育内容を維持して続け、現1年生の卒業とともに廃止する。
 同専攻は08年度に設置。当初から定員を下回っており、14年度の入学者数は17人、15年度は24人だった。入学者増が見込めず、短大の経営も厳しいことから募集停止を決めた。14年度までに132人が卒業し、全員が介護福祉士の資格を取得している。