2015年春卒業の大学生や45歳未満の一般求職者が対象の合同就職面接会が16日、愛媛県松山市道後町2丁目のひめぎんホールであり、志望する県内事業所の担当者から業務内容などを聞いた。
 愛媛労働局と県若年者就職支援センターが毎年開催。今年は昨年より13社多い92社が参加し、求人数は816人だった。
 リクルートスーツ姿の学生らは、会場に用意された参加企業の求人票閲覧コーナーで職種や労働条件などを確認し、各社のブースに移動。企業担当者は看板商品や映像を使い、自社をPRした。
 金属製品製造業の田窪工業所(今治市)の担当者は「新入社員は営業がメーンとなり、前向きでコミュニケーション能力の高い人材が欲しい」と説明。愛媛労働局は「求人数は増加傾向。県内の中小企業にも優良事業所はたくさんあり、学生らには人手不足分野にも目を向けてほしい」としている。