2016年の愛媛県市町広報コンクール審査会が17日、県庁であった。広報紙部門の特選は市部で伊予市(12月号)、町部で内子町(12月号)が選ばれた。伊予市は2年連続、内子町は5年連続。
 県と県広報協会が毎年開催。写真や映像を含む3媒体5部門に、県内18市町から計50点の応募があった。愛媛新聞社など報道関係者と県の担当者が読みやすさ、デザイン、表現力などを審査した。
 伊予市の広報紙は、JR予讃線下灘駅を季節の花で彩るなど美化活動に取り組む地元の老人会を特集。審査員からは「テーマが面白い」との意見が出た。内子町は、設立40年の町並保存会などを取り上げ「写真にインパクトがあり読みやすい」と評価された。