四国電力は30日に東京であった国の原子力規制委員会の審査会合で、伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の再稼働の前提となる、新規制基準に適合させるための「工事計画」や運転管理ルールを定めた「保安規定」の補正申請書について、9月後半に提出予定と報告した。
四電は7日に工事計画の補正申請書の一部を規制委に提出済みだが、強度・耐震評価などの内容を含めた最終的な補正申請は、保安規定とともに今秋の提出見通しとしていた。審査会合で四電側は工事計画の補正申請書の作成状況を説明し「提出したものから順次審査をしてほしい」と訴えた。