八幡浜商工会議所の「八幡浜雑魚出世街道プロジェクト」(宮本英之介委員長)は10日、愛媛県の八幡浜港で水揚げされる150種余りの低利用魚から48種を選び、人気アイドルグループにならった「ZAKO(ザコ)48」としてPRしていくと発表した。
 プロジェクトは商品価値の低い「雑魚」の魅力を発信し、魚価の底上げを図ろうと2014年8月に発足。「八幡浜は魚の種類が豊富なのが特徴。そこをまず知ってもらいたい」(宮本委員長)としてZAKO48の「選抜」を決めた。
 味や一定の漁獲量などを基準に選んだのは、流通はしないものの漁業者の間では食されているミノカサゴやマツカサウオや、サイズによっては取引されないアマギやモンダイなど。「分類することで覚えやすくなる」などとして、見た目から「イケメン」「美少女」「きもかわいい」「バイオレンス」の4グループにチーム分けもした。