8月に愛媛県伊予市営団地で少女(17)の遺体が見つかった死体遺棄容疑事件で、伊予署などが5日にも、少女を暴行し死なせたとして傷害致死の疑いで、住人の無職の女(36)や長男(16)ら死体遺棄容疑で逮捕した4人を再逮捕し、新たに女の未成年の長女と次女、少年2人を逮捕する方針を固めたことが、捜査関係者への取材で4日、分かった。
 捜査関係者によると、傷害致死の容疑は、8人が共謀し、同市下吾川の市営新川団地の女の部屋で、少女の頭部を殴るなど暴行し死亡させた疑いとみられる。8人の大半は、これまでの県警の事情聴取などに対して少女への暴行を認める供述をしているという。