愛媛県高校総合文化祭の開会式が20日、松山市道後町2丁目のひめぎんホールであり、3日間の祭典が幕を開けた。
 今年は上浮穴高3年露口拓実君(17)が考えた「君に今、文化の風と未来の光」をテーマに69校が約20部門に参加する。オープニングで、松山西中等教育学校のダンス部が演技し、部員10人が滑らかで息の合った動きを見せた。今治西高の生徒が厳かな吟詠剣詩舞「祝賀の詞」を披露したほか、松山東、松山南、新田の3高合同オーケストラや、内子高の「五十崎大凧(おおだこ)出世太鼓」の演奏などがあった。
 総合文化祭は22日までひめぎんホールや県生涯学習センター(松山市上野町)、県美術館(同市堀之内)など5会場で約4000人が演劇や管弦楽などを発表する。