ユニークな能力を持つ「珍種生物」のアイデアを小学生が考える「『珍種発見ほうこくしょ』創作教室」が10日、愛媛県松山市大手町1丁目の愛媛新聞社であり、市内外の児童46人が独創的な生き物をイラストにした。
 愛媛新聞社は同市出身のショートショート作家田丸雅智さんの協力で、小学生から生物のアイデアを募集し、応募作を基に、田丸さんが小説を執筆し本紙に載せる企画を実施する。募集開始を前に、発想の仕方を伝えようと、創作教室を開いた。
 教室では講師の田丸さんが、自身の児童向け作品集「珍種ハンター ウネリン先生」の中の収録作を朗読した。その後、児童はワークシートに沿ってアイデアを膨らませ、うちわになるカレイや、触ると好きな果物が出てくるチョウなど珍種を思い思いに発案。説明とともにイラストに描き「ほうこくしょ」を完成させていた。