松山城南高校(愛媛県松山市北久米町)と福音小学校(同市福音寺町)の交流会が14日、同高校であり、生徒が児童を手ほどきしながら、地元の食材を使ったホットドッグ作りに挑戦した。
 生徒に子どもの食育推進や地産地消を考えてもらおうと同高校が10年以上前から開催している。調理科2年生約30人と、福音小5年生約80人が参加した。
 メニューはキュウリやトマト、ズッキーニなどの地元産夏野菜とパンを使った4品調理を前に調理科の教諭がお手本をみせると、華麗な包丁さばきに児童からは拍手や歓声が上がった。
 児童は生徒から包丁の使い方を教わり「きれいにできた」など会話を楽しみながら約1時間かけ完成させた。感謝の気持ちを込め大きな声で「いただきます」とあいさつし、できたての料理をほおばっていた。