愛媛県の松山市教育委員会は13日、市立双葉小学校(土居田町)で提供された給食に2センチ余りの針金状の金属が混入していたと発表した。混入経路を調査している。
 市教委によると、13日午前11時50分ごろ、2年生男児がキャロットパンを食べているときに口の中に違和感を覚え取り出し、教員に伝えた。男児にけがはなかった。学校は全校生徒にパンを食べないよう指示し、保護者に報告とおわびの文書を出した。
 パン製造業者は、納入前に金属探知機で検査している。混入発覚後に金属を埋め込んだパンで実験したところ反応したため、市教委はパンに混入していた可能性は低いとみている。