第17回全国障害者スポーツ大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ大会」の開幕まで、21日で1週間となった。47都道府県の選手団約5700人が出場する見込み。個人・団体計13競技とオープン3競技を行う。愛媛の代表選手らは最後の追い込みに励んでいる。
 今治市桜井の今治特別支援学校では、フットベースボールの代表選手らが平日のほか、土日は卒業生も加わり練習してきた。チームは2012年の結成以来経験を重ね、9月の西日本大会で優勝。西山和輝コーチ(26)は「全国制覇へ実力はついている。あとは気持ちの面」と目を細める。
 20日は雨のため体育館で基礎練習に打ち込んだ。八塚海人主将(18)は「積極的に声の出せるいいチーム。緊張するけれど楽しみ」と本番を待ち望む。
 開閉会式が行われる県総合運動公園ニンジニアスタジアムでは21日、総合リハーサルを実施する。