「攻めの姿勢でつかんだ世界一」―。インドで25~27日に開かれたロボット競技の「WRO(ワールド・ロボット・オリンピアード)2016」国際大会で、愛媛県の八幡浜工業高校チームが39カ国・地域82チームの頂点に立った。同校は2011年にも優勝しており、5年ぶり2度目の快挙を成し遂げた。
 世界一のメンバーは電気技術科3年の兵頭凱斗さん(18)と水本陸矢さん(18)、八木玲音さん(18)。優勝決定の瞬間を「まさかと思った。練習が報われた喜びでいっぱいだった」と振り返る。
 競技は「レゴブロック」やセンサーを組み立ててプログラムで自動制御するロボットを作り、課題解決の正確さや時間を競う。3人は5月に活動を始め、9月の全国大会で3位入賞し、国際大会に駒を進めた。