公衆無線LAN、県内基地局2.6倍 四国通信局
四国総合通信局は30日、愛媛県内の自治体が整備した公衆無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」のアクセスポイントが2015年の119カ所から、2.6倍の312カ所(7月末時点)に増えたと発表した。四国全体では、15年5月時点の413カ所から711カ所に増加した。
通信局は「県や市町の主導で、えひめFree WiFiが普及している結果」と分析している。
公衆無線LANは、通信業者を問わず誰でも無料で利用できるサービス。県内で整備している自治体数は15年の10団体から2倍の20団体になった。
通信局は「防災拠点には全てあった方がよい。東京オリンピックのある20年に向け、訪日外国人や観光客の受け入れ環境の整備に力を入れており、県内でも着実に整ってきている」としている。