高校生3人一組のチームで写真の腕前を競う「写真甲子園2015」(同実行委主催)の四国ブロック公開審査会が21日、愛媛県松山市のホテルであった。新居浜西や愛光など計5校が熱戦を繰り広げ、香川県立坂出商が代表校に選ばれた。
 写真甲子園は1994年から続くフォトコンテスト。22回目の今回は514校(県内6校)のうち90校が初戦審査会を突破し、全国11ブロックの公開審査会で選ばれた代表18校が北海道を舞台にした本戦(8月4~7日)に進出する。
 四国ブロックでは新居浜西が「頂を目指して」をテーマに同校の書道パフォーマンスをモノクロで披露。アップやぶれの技法を巧みに生かした。愛光は「響(ひびき)」と題し、遍路が祈る姿や、線香から立ち込める煙などを写し込んだ。審査員からは7~8枚から構成された組み写真に対し「躍動感が出ている」「写真から読経の声が聞こえそうだ」などの講評があった。