到着時間予測「スマホバスロケ」サービス開始
伊予鉄道(愛媛県松山市)は21日、路線バスの到着予測時間などがスマートフォンでリアルタイムに分かる「スマホ バスロケ」サービスを開始した。スマホ利用者の利便性向上を図る狙い。
同社は2002年から、衛星を利用した位置情報システムで路線バスの運行状況を把握する「バスロケーションシステム」を運用。利用者への情報提供はこれまでパソコン向けなどで行っていたが、スマホの普及状況を踏まえて、より使いやすい専用サイトで情報発信を行うことにした。
利用方法は、バス停に貼り付けられたステッカーに近距離無線通信技術「NFC」を搭載したスマホを近づけるか、ステッカーに記載したQRコードをスマホで読み込む。ステッカーは10月1日までに、ほぼすべてのバス停となる1200カ所に貼り付ける予定。