演劇に青春を懸ける高校生が集う第17回四国高校演劇祭が17日、愛媛県四国中央市川之江町の市民会館川之江会館であり、4県5校の演劇部が熱演を披露した。
 各校部員の交流や技術向上を目的に、四国高校演劇協議会などが毎年開催。各県代表4校と、地元の川之江高が出場し、それぞれが約1時間の舞台に練習の成果をぶつけた。
 川之江高は、ホテルを舞台に宿泊客や従業員らの人間模様をコミカルに描いた「くじらホテルはほぼ満室」を熱演。新居浜南高は、高校の演劇部員らの悩みを擬人化した創作劇「悩ましい僕ら」を演じた。
 舞台上で繰り広げられるテンポの良い掛け合いや動作に、会場から笑いや拍手が起こっていた。