加茂川照らす4500発 17日に西条花火大会
愛媛県西条市で400年以上にわたって夏の夜空に大輪を咲かせてきた市民納涼花火大会(市観光協会主催)が17日午後8時から同市喜多川の加茂川河畔中堤防周辺であり、約4500発が打ち上げられる。
花火は1585(天正13)年の豊臣秀吉の四国攻めで、小早川隆景軍と戦って亡くなった禎祥寺の僧侶や地元の豪族らを慰霊しようと翌年の新盆から送り火として始まったと伝わる。今でも、夏の風物詩として市民に愛されている。
会場周辺では午後7~10時に車両通行止めや駐車禁止などの交通規制を実施。臨時駐車場は同市中西新開のJA西条アグリセンターなどの5カ所で、雨天時は18日に順延。問い合わせは同協会=電話0897(56)2605。