建設現場での死亡災害の根絶を目指し、愛媛労働局や建設業労働災害防止協会愛媛支部は10日、県内25カ所を一斉にパトロールし安全対策を確認した。
 工事繁忙期の1~3月を「建設事業ノーダン(死亡ゼロ)運動期間」と定め、毎年実施している。
 松山市文京町の松山赤十字病院の新病院建設現場では、同支部の米谷方利支部長が「安全への認識をさらに高め、年間を通じたノーダン達成を」とあいさつ。参加者は、死亡災害につながりやすい墜落事故が起きないよう、手すりの設置具合などを重点的にチェックした。