勇壮和太鼓、3世代共演 伊予市
愛媛県伊予市内の和太鼓グループが世代を超えて共演する「いよし和太鼓のつどい」が20日、同市双海町串のしもなだ体育館であり、5団体約100人が熱く力強いパフォーマンスを披露した。
市内では合併前の三十数年前から、旧伊予市圏域、佐礼谷地区、双海地区などが和太鼓の伝統芸能化に取り組み始めた。現在は全域に根付き、成果発表と交流の場であるつどいも9回目を数える。
20日は、ぐんちゅう保育所「楽鼓(らっこ)隊」の元気な演奏で幕開け。子どもから平均年齢60代の団体まで3世代が出演した。
トリを務めた「伊豫之二名島扶桑太鼓」は、県内でも珍しい「オーケストラ方式」が特長。大中小の太鼓や三味線、民族楽器など、30種以上の音色を指揮に合わせて表現力豊かに操った。