動物園での理解を深めてもらおうと愛媛大教育学部の学生らが開発したパネルや模型の教材発表会が27日、砥部町上原町の県立とべ動物園であった。馬や類人猿などに関する5作品で、来園者に動物の生態や状況を知ってもらうため園内で活用される。
 理科教育講座の演習の一環。教師になってからの教材製作や指導の引き出しを増やす目的で5年前から実施している。
 発表会では学生16人が教材を紹介。馬の耳の動き方を題材にした作品は、馬は怒っているときやリラックスしているときで耳の位置が異なることを取り上げ、頭の模型に子どもらが触って動かせるようにした。